「せかいでいちばんつよい国」の演劇

8/5(水)〜9(日)、小学4年生〜6年生までの20人余りと世田谷パブリックシアターでワークショップを行いました。15年ほど毎年夏休みに子どもたちと一緒に演劇したり遊んだりしています。
高学年の児童たちと一緒に夏のワークショップを行うのは2年ぶりです(昨年度は低学年と一緒に遊びました!)。

毎年どんなことをやろうか、何をやったら楽しいか、ということを考え相談しながら決めています。今年は戦後70年ということもあり、「いま考えなくちゃいけないことがある。子どもと一緒に考えよう」と思い、タイトルの本を出発点に子どもたちと一緒に演劇をつくりました。どんな方向性にしようか、というのが決まったのは、まだこれほどまでに国会に人が集る前のことでした。なので当初考えていたこと、つまり「知ってないと、知らないうちに色々決まっちゃう…」という思いから少しズレたというか、進んだというか、様子が変わりました。多くの人が意見を出すようになってきて、もっと「本の内容に関して考えよう」みたいな方向にワークショップがなったように思います。

前置きはこれくらいにして、ワークショップで何をやったのか、書いていこうと思います。

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タイトルにもあるように、今回は「せかいでいちばんつよい国」という絵本を読んで、そこから劇をつくりました。結構有名な絵本ですし、内容は絵本を見ていただくのが一番だと思うので、あらすじ等はここでは省略いたします。こちら(絵本ナビのサイト)も良ければ見て下さい。

今回一緒に進行してくれたのは、南波早さん(ちょば)と山本雅幸さん(やまも)です。インターンの大学生たちも一緒におりました。

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路上演劇祭Japan2015

今年も路上演劇祭Japanの季節がやってきました。
今年は、5/16(土)17(日)に行われます。

僕はCerro Huachipaという在日ペルー人と日本人のグループで参加します。
出演は5/17(土)の13時半頃からですが、演劇祭の性格上、多少の前後はあると思うので、余裕を持ってお越し下さい。

路上演劇祭JapanのHPはこちら(詳しいタイムテーブルもあります)

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チラシも僕が作ったのですが(イラストは平田さんという方です)、勢いに任せて、Cerro HuachipaのCMも作ってみました!

2年間をふりかえる演劇

今年度はいつになく最後まで小学校にいっていて、先週の金曜日(3/20)まで行っていました。実質授業の最後の日じゃない?みたいな感じです。

何度か「へそ図鑑」にも登場していますが、昨年今年、つまり、小学校1年生2年生と2年続けて、断続的に演劇していた(僕と遊んでいた)学校があります。そのことを少し振り返ろうと思います。(今年の3学期にやったことを中心に)

昨年、N小学校の1年生の先生から、「前に担当していたクラスの子たちは、演劇のようなことをやらせると、とても楽しんで、アイディアがドンドンあふれ出てきて、自分たちでなんでもやっていたのだけれど、今年の1年生は少しおとなしく、自分たちでアイディアがあまり出てこないんです。なんとか一緒に劇活動ができませんか?」との話があった。

最初に一緒に活動したのは一昨年(2013年)の夏の終わり。自分たちの育てたアサガオについて、発見したこと、嬉しかったことを演劇にして、近くの高齢者介護施設に行って発表するというものでした。(詳しくはこちらを参照

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次の活動は3学期のこと。一冊の絵本を演劇にするというものでした。こちらと同じような活動ですが、もう少し長く活動時間をとり、グループでやる演劇と演劇の間も、ナレーションの様な形にして、自分たちだけで、最初から最後まで演劇にしました。これはビデオを撮って、後で全学年に見せたようです。

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そして2年生になってからの学芸会(2学期)!
夏休みから先生と相談して、どんな演目にしようか話し合いました。「あの子たちにあった作品はなんなのか?」「協力してやれるのが良い」「自分たちのアイディアを盛り込めるものが良い」「逆に言うとアイディアを盛り込めるような仕掛けを作っておかなくては」みたいなことを話し合いました。
そこで「すすめ!さんぞく!」という作品を上演することにしました。

オリジナルを少し変えて、流行りの妖怪が出てくるような仕掛けを入れ込んで、子どもたちと一緒に、楽しみながら作りました。

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そして、3学期。担任の先生はおそらく代わります。単学級なのでクラス替えはないのですが、それでも、これまで「出来るようになったこと」「頑張ったこと」などを演劇にして、保護者の方や学校ボランティアの方などに見せよう!という試みをしました。
先生は、自分がもうすぐ担任を離れるという想いもあったと思いますが、それよりも、最近の子どもたちによくある問題の一つで「自己肯定感が少ない」ということを思って、「頑張ったこと」を演劇にしようと思ったのだと思います。

「何をやってもダメだ」とは思ってないと思います。でも「また怒られた」「また失敗した」ということから、「出来なかった」、そして「どうせ一番じゃないし…」という思いに繋がっていってしまう子どもたちが少なくありません。
どんなことにも順位を付けない、という意味ではありません。その子が頑張ったことを大人や友だちが評価してくれないと、自分で自分を評価できないというか、自分を褒めてあげられなくなってしまい、だんだん自信をなくしていってしまいます。

なので、先生とともに、どんな小さなことでも良いから、出来るようになったこと、みんなで頑張ったことを劇にしたい、そしてそれを保護者に見せたい!という思いから、子どもたちと劇をつくることにしました。

日付は変わっていますが、何時間目に何をしたかを書いていきます。

1〜3時間目 思い出し
先生が、この1年にやったことを模造紙にかき出した。それを見ながら、その時に何があったか、何が良かったか?などを子どもたちに言ってもらう

4〜6時間目 テーマ及びグループ決め
思い出しの中から、何を劇にしたいかを一緒に考えた。
・クラス皆で頑張ったこと
・1グループ5人〜6人になること
ということを子どもたちに伝え、どうするか考えました。

一度は決まったのですが、「転入生ができるものが1つしかない」「男女が混ざったグループが良い」などという意見が子どもたちから出て、もう一度考え直すこともやりました。
しっかりと話し合いができるようになったなぁ、と僕も嬉しくなりました。
難しいことに挑戦するのだけれど、出来るかもしれない、とも思いました。

7〜10時間目 劇の練習〜中間発表
決まったのは
・多摩川に行った経験(自分たちだけで、学校から切符を買い、電車に乗り、多摩川に行く)
・かけ算(九九)を全員言えるようになったこと
・学芸会の練習風景
・大縄を頑張ったこと(みんなが飛べるようになったこと)
・掃除(1年生の最初は出来なかったけど、今はしっかりと掃除できる)
というものです。

何度か練習をしましたが、最初はそれこそ上手くいきませんでした。
1:最初はできない
2:練習したり、応援したりして、だんだん出来るようになる
3:最後にはしっかりできた
という構造が、子どもたちには分かっているのだけれど、少し難しいかもしれない、と先生は思っていたようです。

また、これで4回目の劇づくりなので、「演劇=お笑いのように楽しいもの」という図式が、子どもたちの中で出来ているところもあり(そんなことをやっていたつもりはないのですが…)、いざ中間発表の時などには、アドリブで面白いことを言ったり、練習中にはやっていないことをやってみたり、そして笑いをとったり、ということが起りました。

私も先生も、中間発表の時には、とにかく最後までやってもらいました。ダラダラと長くなってしまっても、黙って見ていました。
そして静かに「こーたも先生も、そしてみんなも、こんな演劇をやりたいんじゃないよね?お母さん、お父さんに見せたいのはお笑いじゃないよね?」と静かに言いました。

11時間目〜14時間目 最後の練習〜発表会
その後、2年生とはいえ、あまり時間が取れずに、次の週、つまり本番の週になってしまいました。練習は全然出来なかったのに、10分程度思い出しの時間をとって、もう一度やってもらったら、見違えるように素晴らしいものになっていました。
練習も必要だけれど、「見せたい」という思いは強いのだなぁ、と思いました。

そして、発表ですが、正直なところ、発表の前にやった練習の方が良かったです。子どもたちは緊張しすぎていたのでした。
それでも、それも良い経験かな、と思いました。練習で120%できれば、本番は100%になる、のかな、と。
声がふるえていたり、大きくでなかったりしたけれど、ふざけたり、やる気の無い子どもは一人もいませんでした。

そして、やれたことが全員嬉しかったと思います。ちょっとだけだけど、自分のことに自信が持てたように思います。

来年度以降、この学年と一緒に演劇が作れるかどうかは分かりません。でも、僕との経験を活かして、いろんなことに向っていって欲しいと思うし、可能ならば、一緒に演劇を作り無いな、なんて思います。

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Happy Valentine

しばらく更新しておらずにすみません。日々の(なんとなくの)報告はFacebookで行っていて、こちらでは少しまとまったことを書こうと思っていて時間が過ぎていってしまってます。

年明けからも精力的に活動をしていて、ひとつ大きな活動が終わりましたが、まだまだ学校でのWSが止まらない、そんな感じです。

大きな活動というのは、豊橋での講座です。ふりかえりを後日しようと思っていますが、こんな感じの事でした。
ワークショップファシリテーター養成講座【後期】発表会
PLATさんはFacebookも頻繁に更新されているので、よろしければご覧になって下さい。

小学校でのWSも年明け頑張ってます。
いくつかリンクを張っておきます。
その1
その2

最近は行く事が当たり前すぎて、学校のHPに載せてもらえるのも少ないので、写真があるのは貴重ですね。

今年度4回活動した私立中学校の1年生との活動のリンクも張ります。
これも近々ふりかえりたいと思います。
白百合学園

年度末に向けてバタバタしていますが、実は、年度末も年度末、3月の終わりに「フォーラムシアター」を試みる・報告会という活動をやります。
お時間のある方はぜひいらして下さい詳しくはこちらです。

写真は、昨日バレンタイン前日と言うことで、小学校の給食に出たエクレアパン(コッペパンの上にチョコがかかってる)です。
食べかけですみません(途中で写真を撮ることを思いついた)。

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Merry Christmas

怒濤の秋(学芸会シーズン)が終わり、いろいろ書きたいこともあるんですが、今日のところはMerry Christmasということで…。

写真のリースは、子どもが、自分が育てたアサガオのツルとか、ミカンについていた葉っぱとか、拾ってきた松ぼっくりとか、そこに金ぴかのリボンを切って貼ったりとか…、とにかく自分で作ってました。

心温まるクリスマスをお迎え下さい。

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