こんにちは。
3月の始めにペルー(リマ)に行って、Cerro Huachipaのメンバーと一緒に演劇をやってきました。基本的に、私は日本語でセリフを言い、池田セサルさん(日系ペルー人)と宮本ケンジさん(日系メキシコ人)はスペイン語でセリフを言いながら展開していきます。
いろいろ話すべきことはあるのですが、一つ良かったなぁと思っていることは、私のこと、つまり日本語だけを話している私のキャラクターを理解してくれていたということです。
自分で公演しているときではなくても、例えば海外で演劇を見たりすると、同じように言葉が分からないとしても「面白い」「いまいち」ということがはっきりと感じられます。
これは、人間というのは言葉だけで情報(感情や状況など)を伝えているのではなく、全身を使って伝えていることに他なりません。
なんていうことは改めて書くほどのことではないのですが、どうにもこうにも、その表現(表出)の仕方を、特に学芸会などでは「無理に」「ねじ曲げて」「面白くなく」やらせているように感じてなりません。
せっかくだったら、遊びやゲームでやっていることで「無理なく」「素直に」「面白く」演劇や表現に繋げていけないだろうか?そんなことを考えます。
昨年も同じタイトルで小さなワークショップというか研究会を行いました。二月にも演劇教育連盟のセミナーで講座を開かせて頂きました。それなりに好評だったので今年も行おうと思います。
学校の先生方や、ワークショップの進行などをする方はもちろん、ただ遊びに来るというだけの方も歓迎します。ぜひ、ご参加下さい。
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記
「ワークショップのゲームと表現のつながりを考える」会
日時:2019年5月5日(日) 12時45分〜16時45分
場所:世田谷区内の公共施設(ご連絡下さった方にお伝えいたします)
参加費:各回とも500円
進行:すずきこーた(演劇デザインギルド)
定員:20名ほど
応募〆切:各回の3日前まで
お申し込み・お問い合せ:info@edg.or.jp
※お申し込みの際は、お名前と連絡先を明記の上、メール下さい。
※当日は動きやすい格好でお越し下さい。