6月に世田谷パブリックシアターでワークショップをやりました。
どの回もほとんど定員割れせずにできたことが嬉しいです。
6月のワークショップが終わった後から、東京では新規感染者数が増えてきました。連日100人を超え、7月のワークショップの告知をするのはどうしようか迷っていました。
正直なことを言えば、例えば100人を下回ったら告知しようというように考えたりもしていましたが、今日は102人の方が陽性反応が出たそうです。
6月のワークショップが終わった後に、何人かの方にお話を聞きました。
細かくは書きませんが、新型コロナウィルスの影響で、仕事を失ったり、住むところを出なくてはならない方がワークショップに来て下さいました。気持ちは落ち込んでいるけど、劇場は好きだし、気持ちが少し上向きになれたという声を何人もの人から聞きました。
正直なことを言えば、感染リスクはゼロではないし、本当にワークショップを開催して良いのかということは分かりません。でも、できる限りの拡散防止の処置を行い、気持ちが救われるワークショップを開催するのは、まったく意味のないことではないとも思い、7月についても告知しようと考えました。
私自身も不安です。6月のワークショップの時に、平日朝10時からの回を担当しました。その時、満員電車に乗り慣れていない私は、雨だったのですが、いや、雨だったから、自宅から1時間くらいかけて、劇場まで歩いていくことを選択しました。
ばかばかしいと思う方もいらっしゃると思いますが、それも僕ができる感染防止策の一つかなとも思って、歩くことにしました。
幸ながら、ワークショップに来たことが原因で感染したという話は聞いていません。しかし、これからも不安やウィルスと戦いながら前に進んでいくしかないと思います。
繰り返しますが、できるだけのことはやっています。それでも怖いと思う方は、安心できると感じる時まで待っていて下さい。もし、ご自身の状況が苦しくて、ワークショップで気持ちを明るくしたいと考える方がいたら、ぜひお越し下さい。一緒にこの状況を乗り越えましょう。
ワークショップの詳細はこちらです。
私は、7/24・25の担当ですが、他の日も素敵なファシリテーターばかりです。よろしければ、ぜひ!