theater

中止になりました…

路上演劇祭、中止になりました。
先日「やります」とお知らせしたばかりなのに、申し訳ありません。

私たちとしても辛いですが、世田谷区の方から中止の要請を受けました。苦渋の決断です。

思うところはいろいろありますが、担当者に怒っても仕方がないと思いますし、ケンカを売って開催することも可能だと思うのですが、ケンカを売るのは今じゃないような気がします。
またケンカを誰にふっかけるかという問題もあります。

なぜなら、今回のことをずっと考えているんですが、私にとって路上演劇祭は、演劇を上演する場であると同時に、いやそれ以上に、人が集う場として存在していたのだと強く感じました。

「やりたい」と思う人がいて、「やって欲しくない」と思う人がいて、「関係ない」と思う人はともかく、多くの人が「良かった」と思う場を構築できないのは、やはり本意ではないなぁ、と。

だから、集う場として、集う場を守るために、一体何をすれば良いのか、まだ結論が出ていないというのが本当のところです。

人が集う場を、今、この時代にどのように考えるのか。
集った場で何をやるのか。
もう少し考え続ける必要があるんだと思います。

写真のものを持って、今年の路上演劇祭の演目で、行進する予定でした。演劇祭をやるやらないとは関係なく、非常に重要なことなので、いつか(というか、海に流す前に)訴えたいと思ってます。

写真の顔が厳しいのは、訴えたいという気持ちからではなく、自撮りが難しかったという顔です(笑)。

Que es la paz para ti?
平和ってどんなこと?

私たちがやろうとしていた演目です。